Jackeryソーラー発電ログ|2026年4月上旬・春・戸建ベランダの実測記録

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Jackeryポータブル電源2000 NewとソーラーパネルSolarSaga 100を使った、2026年4月の快晴の日の発電実測ログのアイキャッチ
こけしママン

こんにちは、こけしママンです

わが家のJackery純正ソーラーパネルの活用記録を、月数回のペースでログとして残していきます。季節・天候・設置方法の変化などがどう発電量に影響するか、コツコツとデータを積み上げていく記録です。

シリーズ第1回は、2026年4月初旬・春の発電記録です。

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目次

なぜ月数回の発電ログを記録するのか

同じ設備・同じ場所で継続計測することで、「この家ではいつ・どれだけ発電できるか」 という記録をとっていく一方、実際に停電が起きた際に効率の良い発電ができるように備えておくのがこのログの趣旨です。

前回・前々回の記録はこちらです。(ログとは趣旨が違いますが、過去の発電の実測が分かる記事です。)


同じ場所で同じソーラーパネルでも、季節によって発電量って変わりそうだよね?

理系夫

夏は高く、冬は低いって感じで、太陽の角度が変わるからね。南向きの家でも、季節によってパネルへの当たり方は全然違うよ。

わが家の設置環境|南向き一戸建て・隣家近接の条件

ソーラーパネル発電記録用。隣家に囲まれた自宅の日当たり条件と方位(東西南北)の相関図。
🏠 住宅タイプ一戸建て
🧭 向き南向き(庭・ベランダあり)
🏘️ 周辺環境隣家と近接。日が当たる面積も時間も限られる
🔋 使用機種Jackery ポータブル電源 2000 New(2042Wh)
☀️ ソーラーパネルJackery SolarSaga 100W × 2枚

庭もありますが、隣家の影になる時間がとても長いです。一番効率よく発電できる場所が、ベランダなんです。

SolarSaga 100Wのスペック詳細(サイズ・変換効率・防水性能など)はこちらの記事でまとめています。

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今回の検証条件

布団干し台の上に水平に設置したJackery SolarSaga 100W。日当たりが悪いベランダで、高い位置の太陽光を効率よく受けるための工夫。
布団干しの上に、ほぼ水平になるように設置したパネル①
ベランダの壁に立てかけて設置したJackery SolarSaga 100W。
日が当たるわずかな場所を狙って壁に立てかけ設置したパネル②

2026年4月上旬・晴天・最高20.9度

暑さを感じるくらいのポカポカ陽気。絶好のソーラー発電日和です。検証は、太陽が下り始めた午後13時過ぎにスタートしました。

📅 計測日時2026年4月初旬 13:20〜16:00
🌡️ 気温最高20.9℃・最低13℃
☀️ 天気晴れ
🔋 開始時バッテリー残量86%
🔆 ソーラーパネル設置方法布団干しスタンド(1枚)+ベランダ直置き(1枚)。
両方ともインジケーターの影が中央に当たらない状態

屋外高所設置には注意が必要です|高所への設置リスクについて
今回わが家では物干し台の上にパネルを置いて高さを出しましたが、高所への設置は落下・転倒のリスクがあります。風・地震・不安定な台など、条件次第では重大な事故や本体の故障につながる可能性があるため、同じ方法を試すことをお勧めしているわけではありません。設置場所や方法は、必ずご自身の責任と判断のもとで安全を確認した上で行ってください。わが家も、高所へ設置した場合は、紐等で固定し、パネルが自重で曲がらないよう工夫したうえで、何かあれば対処できる距離に控えながら発電しています

気象データ推移|気温・日照時間・太陽高度など

気象データ推移13時14時15時16時
気温(℃)18.519.020.717.7
日照時間(h)1.01.01.01.0
太陽高度(仰角)57.82°49.58°38.98°27.31°
方位角 (北=0°)211.53°
南南西
232.75
南西
247.53°
西南西
258.68°
西南西
出典:気象庁 過去の気象データ/ Gojikara.com

計測時の時間ごとのデータもまとめて表にしました。日照時間が常に1.0が記録されているので、まさに発電日和。ただ、16時に近づくにつれ、太陽の高度がぐっと下がることがわかります。

データに基づき、13時と15時の太陽のおおよその位置示したのが下の図です。太陽の角度に建物がある場合、太陽の位置が下がれば下がるほど、発電できる電気の量が下がる見込みです。

日本の本州の4月上旬における13時と15時の太陽高度の図解
※日照時間とは

※気象庁の日照時間は「直達日射量が120W/㎡以上の状態が続いた時間」を計測しています。👉120W/㎡は、影がはっきり映るくらいの強い光が届いているイメージです。空が白っぽく曇っていてなんとなく明るい状態が1時間続いた場合は、気象庁のデータ上は「日照時間0時間」としてカウントされます。

なお、このソーラーパネル設置時は、最も効率よく太陽の光をキャッチするため、的確な角度を判断するインジゲーターがついています。黒丸の影が中央の丸に入るのが、最適なソーラー発電の状態ではありますが、限られたスペースであり、布団干しスタンドの上のパネルについては特に、角度調整がほぼできないため、そこは気にせずに発電をしています。

布団干しスタンドに設置したJackery SolarSaga 100の太陽角度インジケーター。影が中央から少し外れているが、日光を捉えている様子
布団干しスタンドの上のパネルのインジゲーター
発電開始13時過ぎの時点で少し中央から外れた部分に影ができている。
壁に立てかけてベランダに直置きしたJackeryソーラーパネルのインジケーター。影が中央から外れている。
ベランダに直置きして、壁に立てかけたほうのパネルのインジゲーター
同一時刻で、こちらの方がより、影が中央から外れている。
こけしママン

角度調整が難しい状況のため、このまま中央に合わせずに、発電を開始していいきます。

実測発電ログ|時系列で記録したJackeryソーラーパネルの発電W数

発電数値(INPUT)は太陽の傾きの角度のみだけではなく、太陽の光の強弱など、さまざまな要因で、小刻みに変わっていきます。少しずつ時間を空けながら記録した、ログを公開します。

時刻発電量(2枚合計)バッテリー残推移状況・メモ
13:2171W(1枚)86%布団干し台の上に設置した1枚のみで計測開始
13:21136W(2枚)86%2枚目(ベランダ直置き)を接続した瞬間に倍増
13:50139W88%(+2%)ほぼ最大値。布団干し台のパネルを紐で固定
14:30113W92%(+6%)やや低下。太陽が移動し始める
15:0076W94%(+8%)明らかに入力電力が減ってくる
15:3033W95%(+9%)急落。太陽の高度が下がり西側からの影が入り始めた模様
16:005〜0W95%外は明るいが太陽光は届かない状態
こけしママン

最高値は139W!なんかうれしい!

理系夫

わが家で使用しているパネルJackery Solar saga 100は、1枚100Wがフルの発電量(2枚で200W)今回、二枚で139W発電できたときに、7割くらいの効率だったってことだね。まずまずの結果と言えるかな。

Jackeryの公式が実際の発電量について、回答している記事(👉実際の発電量は?)によると、100Wのソーラーパネルが発電する量は、夏の晴天時はおよそ50W~85W前後の発電量、冬の晴天時で、およそ40W~60W前後としています。今回4月上旬とはいえ、陽気で暑さを感じるような天気だったため、2枚で139W(1枚平均約70W)という結果が出たようです。

今回わかった3つのこと

発見① 2枚目を接続した瞬間、発電量が約2倍に

Jackery 2000 Newの液晶ディスプレイ。ソーラーパネル1枚接続時の入力電力が71Wであることを示す実測写真。
ソーラーパネルを2枚に増やした直後のJackery 2000 Newの液晶画面。入力電力が136Wへ倍増したことを示す実測写真。

設置開始時、布団干し台の1枚だけで計測を開始したところ71Wを計測。そこに2枚目(ベランダ直置き)を接続した瞬間、136Wまで一気に上がりました。1枚の時から、ほぼ2枚の発電量です。

理系夫

お、ソーラーパネル2枚つないで発電量が2倍になったね!

こけしママン

あたりまえじゃない?2枚つないだら2倍になるの

理系夫

実はそう単純でもないんだよ

2枚で2倍になるのは、当たり前のようで実は接続方法に左右されます。わが家のパネルはそれぞれが独立してポータブル電源につながる「並列」という接続方法をとっています。並列の場合、片方に影が入って効率が下がっても、もう片方には影響が出ません。
一方、「直列」という接続方法の場合、2枚のパネルが一蓮托生の関係になります。片方に影がかかると全体の電流が落ちるため、最悪の場合、2枚とも十分に発電できない状態になりかねません。
わが家は南向きとはいえ隣家が近く影が入りやすい環境のため、お互いが干渉しない並列接続がベストな選択でした。

理系夫

ただしポータブル電源本体の最大入力(2000 Newは400W)を超えないこと、同じ型番のパネルを使うことは、直列・並列どちらの場合も共通のルールだから要注意だよ。

発見② 15時以降に発電量が急落。西日を取り込めなかった理由

4月上旬15時半ごろJackeryでソーラー発電しているベランダの様子。西側からの影と、屋根の影が入ってきている。
西側からの影と屋根の影が入ってきた15時半ごろのベランダの様子
4月上旬15時半ごろソーラー発電中のJackery 2000 Newの液晶画面。入力電力が27Wと急落した状態を示す実測写真。
二枚のソーラーパネル合わせて27Wしか発電できていない様子

13:21に136Wでスタートし、15:30には33Wまで急落。16時にはほぼ0Wになりました。わが家で、4月の13時以降に実用的に発電できる時間帯はだいたい13〜15時の約2時間だということが分かりました。

15時以降に数値が急落した理由もよく考えると分かりました。真南に向けて設置したソーラーパネルに対し、太陽の光が「真横」から当たるような角度になってしまったことと、太陽の光が差し込む角度に西側の建物群があたってきていることが考えられます。また、西側に回りこんだ光が、自分の家の西の壁にあたり、その光が取り込まれなかったことも一因のようです。こうして、発電効率が一気に落ちてしまったようです。

こけしママン

影もできているし、西日が取り込めなかったんだね。本当は太陽を追いかけてパネルを西側に向けたいところだけど、このベランダの横幅だと、パネルを西に向けるスペースがないのがつらい。

理系夫

ベランダに直置きにした方のパネルの方を上にあげることができたら、もう少しマシな結果になっていたかも。今後の課題だね。

発見③ 春の晴れの日の午後2.7時間分の総発電量は約234Wh

13:21〜16:00の約2.7時間で発電した電力量を時間ごとの発電Wから計算すると、合計約234Whでした。

今回は86%スタートだったから、100%まで残り14%分=約286Whを充電したかったんだけど、足りなかったな。

理系夫

今日だけでは足りなかったね。でも翌日も同じ条件で発電できれば、その日の午前中には残り分をカバーできる量だよ

今回は「残り14%」というゴール目前からのスタートだったため、2日あればフル充電できるという見通しが立ちました。しかし、これがもし「0%」からのスタートだったらどうでしょうか。

わが家のベランダ環境(1日あたり約438Whの発電量)で計算すると、Jackery 2000 Newをフル充電にするには約4~5日間もかかる計算になります。

災害時に5日間ずっと晴天が続くとは限りません。今回の検証で、普段からなるべく高いバッテリー残量をキープしておくことの重要性が改めて浮き彫りになりました。ただし、100%フル充電の状態で長期間保管するのはバッテリーの劣化などの原因になってしまうので、80%くらいまでの充電にとどめるか、フル充電後に家電を使用することで20%程度減らすなどを心がけるということが大事です。

Jackery機種別フル充電シミュレーション|1000New・1500New・2000Newで何日かかる?

さて、今回の検証はポータブル電源Jackery 2000 Newに対して行ったものです。たとえば、同じ発電条件で、2000Newより容量の少ない1000Newや1500Newを使用していた場合、どれくらいの発電イメージだったでしょうか。

理系夫

発電W数はパネルで決まるからポータブル電源側の機種が変わっても同じだよ。でも容量が違えばフル充電にかかる時間が変わる。1000Newなら容量が約半分だから、当然早く満タンにすることができる。

今回の検証の平均を約100Wとして、一日5時間ずつ、ソーラー発電をした場合、各機種で必要なフル充電にかかる時間を計算してまとめると次のようになります。

平均100Wのソーラー発電を1日5時間行った場合

機種容量推定フル充電所要日数(所要時間)
Jackery 1000 New1,070Wh約2日 (約10.7時間)
Jackery 1500 New1,536Wh約3日 (約15.3時間)
Jackery 2000 New2,042Wh約4日 (約20.4時間)

※SolarSaga 100W×2枚使用・4月・13〜16時計測の推定値。天候・季節・設置環境で大きく変わります

1000Wクラス1500Wクラスなら、今回のような発電レベルでも十分だけど、2000Newの場合、もう少しソーラー発電のパワーが欲しいところ。

今回のように、 Jackery SolarSaga 100 を二枚使用するよりも、SolarSaga 200を二枚使用すると、最大で倍の400Wの発電が可能になるため、倍のスピードで発電することも理論上は可能です。

ただ、我が家のベランダの幅や長さでは、SolarSaga 200を二枚並べることは不可能です。また、重さや大きさも大きくなるため、今回のように高さを出す工夫が難しくなることも考えられます。そのため、わが家ではやはり、Jackery SolarSaga 100 が今時点でベストなソーラーパネルと言えます。結果として、ソーラーパネル自体を変える選択よりも、同じソーラーパネルで、今回より効率のよい発電を模索する必要があると分かりました。

今回の発電量234Whを電気代に換算するといくら?

ソーラーパネルとコイン1枚を並べた比較イラスト。発電量の電気代換算がわずかであることを表しつつ、スマホ・電球・プラグのアイコンで防災用途としての価値を示す。

今回発電した、234Whは、お金に換算するといくら分くらいかな

理系夫

全国平均の電気代は約35円/kWhだから、234Wh÷1000×35円で計算すると——約8円だよ」

8円と聞くと、なんだかちょっとがっかりしてしまう金額です。でも、わが家は節約目的で購入していないため、想定の範囲内と言えます。

また、金額とは異なる視点で見ると、スマホ充電だけなら23回充電できる計算となり、停電時など、防災目的のバッテリー補充と考えれば、十分意味のある数字です。

節電目的でソーラーパネルを買うのが現実的でない理由はこちらの記事で詳しく計算しています。ただし「停電時にスマホを23回充電できる電力を太陽から得られた」と考えると、防災用途としての価値は数字以上に大きいと感じています。

前回(11月)との比較|春と冬で発電量は変わった?

前回の計測(11月・晴天・外気温13℃)と今回(4月・晴天・最高20℃)を比較するとこうなります。

11月 晴れ4月 晴れ
最大発電量72W(1枚)139W(2枚)
1枚あたり最大72W約70W
実用発電時間未計測約2時間(午後)

これだけ見ると、11月も4月も発電量に大差がないように見えるね。

1枚あたりの発電量は11月と4月でほぼ変わりませんでした。太陽の高度が上がる春でも、わが家の環境では差が出なかったのでしょうか?ただ、前回の記録時間が短いことから、すぐに判断はできません。今後、データを積み上げて、より多くのことが分かってくるはずです。

まとめ&課題|4月晴天・南向き・戸建ベランダでのソーラー発電

今回の記録まとめ
  • 2枚同時設置で最大139W(1枚70Wの約2倍)を記録
  • 4月上旬は、15時以降になると太陽が西日となり、太陽光が取り込みにくくなる
  • 2.7時間の計測での総発電量は約234Wh(電気代8円分。スマホ充電23回分)

今回は、時間の推移とともに、どのように発電量が変わるのかを始めて実測しました。夕方にかけて、発電量が落ちてくることはなんとなく予測していましたが、15時台という比較的明るい時間帯に落ち始めるという結果がでました。改めてこの日の太陽の軌道データとすりあわせると、そうなった理由もよくわかりました。

結果は、金額にして234Wh、金額にして8円分というものでしたが、より効率の良い発電ができるよう、今後もこのログを続けていきたいと思います。

今後の課題

  • ベランダに直置きし、壁に立てかけていた方のパネルが夕方に近づくにつれ、布団干しスタンドの上のパネルより発電されなくなっていた。👉二枚とも、高さを出して、より太陽の光を取り込めるように変更する。
  • 正午付近で、太陽が真南の位置にあれば、より発電できると想定👉午前から午後にかけて発電をして検証する。

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