子育て中の我が家がJackery 2000 Newに辿り着いた理由|地震で決意した防災

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子育て世帯のリビングでJackery 2000 Newを使い、スマホや家電を充電しながら親子が遊んでいるフラットなイラスト。
こけしママン

こんにちは、こけしママンです。

ポータブル電源って、必要だと思いながらも「どれを選べばいいか分からない」「本当に使うのかな」と、なかなか踏み出せないですよね。私もそのひとりでした。漠然と「停電になったら不安だな」とは思っていたものの、なんとなく後回しにしていました。

それが2024年の元日、能登半島地震を経験したことで「すぐ準備しよう」と気持ちが固まりました。この記事では、そこから実際に購入した Jackery 2000 New を選んだ理由を、重さや消費電力の話も交えてお話しします。

この記事はこんな人におすすめ!
  • 災害のニュースを見るたびに「備えなきゃ」と思いながら、後回しにしてきた人
  • ワンオペ家庭で、大人一人で子供を守れるか不安な人
  • 「大容量=重い・高い」というイメージで踏み出せずにいた人
ポータブル電源の購入を迷っている子育て世代の夫婦のイラスト。
目次

わが家がポータブル電源購入を決意したきっかけ

私の防災意識が変わった日

2024年元旦、北陸地方での滞在中に能登半島地震を経験しました。私たちがいた場所では震度5強を観測。初詣の境内で激しい揺れ、崩れる灯篭や津波警報。幼い子供を連れての避難に、かつてない恐怖を感じました。

能登半島地震発生時に立体駐車場の防火装置が誤作動して消化用の泡が広がっている様子
能登半島地震発生直後。立体駐車場の防火装置の誤作動で消火用の泡が雪のように広がっている様子。
避難する車内の助手席から撮影。

幸い、滞在先には大きな被害はなく、停電もありませんでした。実際に甚大な被害を受けた方々と比べれば、「被災した」と言えるような経験ではなかったと思っています。

翌日の帰路、高速道路は途中まで不通。雪の残る山道を含む一般道を、カーナビを頼りに走ることになりました。途中立ち寄ったガソリンスタンドでは、流通が滞っていたためか給油量に制限がかかっていました。

地震の際ガソリンの制限を知らせるお知らせ
能登半島地震発生の翌日。富山県内のガソリンスタンドにて。

現地の人たちの生活がこれからどれほど困難になるか想像すると胸が痛くなる一方、もしこれが自分たちの地元で起きていたらと考えとひとごとではいられませんでした。つまり、インフラが止まった中で、幼い子供を守れるのだろうかと現実的な問題に直面しました。大きな被害を受けたわけではありません。それでも、インフラが少し乱れるだけで、これほど不安になることを実際に体験しました。

こけしママン

たった1日か2日のことだけど、すごく不安を感じた出来事でした。

そして夫も、同じく危機感を持っていたようでした。夫はさらに東日本大震災の時に関東におり、当時ビルが大きく揺れたことや帰宅困難になった時のことなど、一種のトラウマのようなものを抱えていました。

「もし停電が数日続いたら?もしガソリンがなく車を動かせない状況になったら?」今の備えで、子供たちの安全や健康を守れるのかということを、私たち2人とも真剣に考えることになりました。

災害時に必要な“電気”というライフライン

それまで、我が家の備蓄は水・食料・簡易トイレなど「モノ中心」でした。でも災害時にインフラが機能しなくなるリスクを考えた時、一番に頭に浮かんだのは電気のことでした。スマホはもちろん、温度や湿度管理もクーラーや暖房がなど電気が頼りのため、電気がなければ生活は機能しないであろうことに気づいたのです。こうして停電時も電気を賄えるポータブル電源を購入に本格的に乗り出しました。

家庭用に現実的な2000Whクラスのポータブル電源

ポータブル電源選びにおいて容量の選択肢がたくさんあるイメージ。

ポータブル電源を探し始めてまず悩んだのが「どのくらいの容量が必要か」という点でした。

こけしママン

どのくらいの容量がいいのかな

理系夫

小容量の電源はあっという間に底をつきるし、一方で3000Wh以上になると重さや価格が一気に跳ね上がりって、家庭で使うのは現実的ではないよね。

スマホの充電だけなら数百Whで十分です。でも数日の在宅避難を想定すると話が変わります。たとえば電気毛布(約50W)を一晩8時間使うだけで約400Wh。冷蔵庫(平均約50W)も同時に動かし続ければ、小容量のポータブル電源では不十分です。一方で3000Wh以上になると重さや価格が一気に跳ね上がり、家庭での運用が難しくなります。価格・重さ・容量のバランスが取れる現実的な境目が2000Whクラスでした。


〜500Wh
すぐ底をつく
⚠️
〜1000Wh
やや不安

2000Wh前後
← 現実的な境目

3000Wh〜
重量が重すぎ・値段も高額
容量クラス複数家電の同時使用重さの目安家庭用防災での評価
〜500Whスマホ充電程度〜5kg数日の避難には全く足りない
〜1000Whスマホ+低電力家電10〜15kg電気毛布+冷蔵庫の同時使用は厳しい
2000Wh前後 ← ここ電気毛布+冷蔵庫+スマホなど約18〜20kg台✅ 数日の在宅避難をカバーできる現実的な境目
3000Wh以上ほぼ何でも使える25kg〜重さ・価格が家庭用として非現実的

そして決め手になったのが、冷蔵庫を動かせるかどうかという点です。一般的な家庭用冷蔵庫の平均消費電力は30〜60W前後で、2000Whあれば約2日分動かせる計算になります。

もう一つ見落としがちなのが電子レンジです。調理には使わなくても、お湯を沸かすくらいなら電子レンジで十分です。ただし電子レンジは加熱中ずっと高出力を維持するため、定格出力が低い機種では保護回路が働いて止まることがあります。

こけしママン

最大出力が高い機種なら、1000Whクラスでも大丈夫じゃない?

理系夫

瞬間最大出力は一瞬だけ耐えられる値だから、継続して高出力を使うレンジには当てはまらないんだよね。定格出力に余裕がある2000Whクラスの方が安心だよ

わが家の☀️ 夏・❄️ 冬の電力運用方針

夏:冷蔵庫を優先的に動かし続ける
冷蔵庫が動いていれば保冷剤を冷やしておけます。扇風機(30〜40W)と組み合わせれば、クーラーなしでも数日はしのげると考えています。

冬:電気毛布で暖を取る
電気毛布は約50Wと消費電力が小さく、長時間使えます。子供の喘息対策に加湿器も使用したいところですが、加湿は濡れタオルで代用できるため、電力は温存する方針です。

ガソリンは最終手段
能登で給油制限を目にしているだけに、車のエンジンをつけて過ごすことは基本は考えていません。できれば家の中で乗り切れるのがベストと考えています。とはいえ、平常時からガソリンを半分になったら補充する習慣はつけています。

こけしママン

正直、夏場はクーラーも使いたかったんだよね

理系夫

クーラーは冷房時に500〜900Wくらい消費するから、2000Whのバッテリーでも2〜3時間で底をついちゃう。どんなに大容量でもエアコンの長時間使用は現実的じゃないね

こけしママン

じゃあ冷蔵庫を動かして保冷剤を切らさないようにしつつ、扇風機で乗り切るしかないか

理系夫

それが一番現実的。ポータブル電源は「全部まかなう魔法の箱」じゃなくて、何に使うかを絞って運用するものだからね

Jackery 2000 New を選んだ4つの理由

最終的に選んだのは Jackery ポータブル電源 2000 New です。

Jackery 2000 New
総合評価
( 4.5 )
重量:約17.9kg色展開
オレンジ&黒
サンドベージュ
容量:2043Wh定格出力:2200W
(瞬間最大:4400W)
電池の種類
リン酸鉄リチウムイオン
充電サイクル
約4,000回 (長寿命)
こけしママン

最近、サンドゴールドという新色も追加されました。リビングに置いても防災用品感が薄まるのが魅力で、購入のタイミングが遅ければ絶対こちらを選んでいました…!

理系夫

まぁまぁ。性能は一緒だし、早く備えができていたと思えばいいんじゃない?

ここからは、数あるポータブル電源の中から、Jackery2000Newを選んだ理由を4つに分けてご説明します。

理由① 女性一人でも運べる重さだった
⚖️ 17.9kg ── 同クラス最軽量。一人で階段を上がれる現実的なライン

大容量ポータブル電源はかなりの重さがあるという弱点があります。同クラスの競合製品を比べると、EcoFlow DELTA 2 Maxは約23kg、Anker Solix F2000は約30.5kgあります。

Jackery 2000 New は 17.9kg。女性一人でも階段を上り下りできる、ぎりぎり現実的なラインです。「万が一夫がいないときに、いざとなったら自分一人で動ける準備が必要だ」という気持ちが、この選択の根拠になりました。

Anker Solix F2000
30.5kg
EcoFlow DELTA 2 Max
23.0kg
⚠️
Jackery 2000 New
17.9kg
2000Whクラスのポータブル電源・重さ比較。数値は各社公式サイトより。
理由② 調理家電まで動く出力があった

わが家は災害時には調理より温度管理を優先したいので、調理家電を使うつもりはありません。実測でもホットプレートを1時間使うとバッテリーが約半分近く減ることが確認できています。

ただ、定格出力2200Wでホットプレートが動くというのは、キャンプやバーベキューでは話が変わります。外でホットプレートを囲んで子供と鍋を楽しめるというのは、防災用品としてだけでなく、家族の週末の楽しみとしても使えるということです。

夫と一緒に家電別の実測検証をした結果、計算上の減りより実際の減りは緩やかだということも分かり、アウトドアでも余裕を持って使えると確認できました。

理由③ 調べて安全性に納得できた

購入前に一番不安だったのは発火リスクです。以前NHKの特集で、メーカーがしっかりしていても製造現場で部品が変わって発火につながるケースがあると知り、「どんな製品でも絶対安全とは言い切れない」と感じていました。

それでもJackeryを選んだのは、安全性への根拠がきちんとあったことです。2000Newで使用しているリン酸鉄リチウム電池は構造的に熱暴走が起きにくく、BMSが電圧・温度・電流を常時監視して異常時は自動停止する仕組みがあります。様々な国際規格への適合もしています。

「完全にゼロリスク」とは言えません。でも、自分が調べた範囲でJackeryならリスクも少ないであろう、というのが正直なところです。

理由④ ソーラーパネルとセットで揃えられた

停電が数日続く場合、ポータブル電源単体では限界があります。ソーラーパネルがあれば、晴れた日には電力を補充し続けられます。

🔋
ポータブル電源
Jackery 2000 New
2042Wh / 17.9kg
☀️
ソーラーパネル
純正×2枚
晴れた日に充電
🏠
在宅避難の電力、完成
長期停電にも対応

純正パネルとのセット購入を選んだのは、互換性を調べる手間が省けて、保証もまとめて完結するという単純な理由です。そしてちょうどセール対象になっていたので、「今まとめて買わない理由がない」と判断しました。防災用品は「いつか揃えよう」と後回しにしがちなので、背中を押してくれるきっかけになったのも事実です。

Jackeryは公式サイト・楽天・Amazonでそれぞれ異なるタイミングで頻繁にセールを実施しています。公式でセール中でなければ楽天やAmazonをチェックするのがおすすめです。購入時はぜひ3つを見比べてみてください。

※ 楽天・Amazonで購入の場合、公式と同等の保証を受けるには、Jackery公式サイトでの購入者登録が必要です。製品によって条件が異なる場合があるため、購入前に公式サイトで最新の保証内容をご確認ください。

【レビュー】Jackery 2000 New と純正ソーラーパネル使って分かったこと

Jackery2000Newの収納例。

Jackery 2000 New ポータブル電源の簡単操作性

購入前には気にしていませんでしたが、使用してみて操作のシンプルさには助けられています。電源を入れてコンセントを差すだけ。液晶には残量・出力W数・充電時間がひと目で表示されます。混乱した状況でも迷わず使えるというのは、防災用品として大切な条件だと今は思っています。

こけしママン

さすが、初心者におすすめのポータブル電源メーカーとして名前が上がるだけあります。

🔘
STEP 1
電源ボタンを押す
🔌
STEP 2
コンセントを差す
📊
STEP 3
液晶で残量・W数・充電時間を確認
Jackery 2000 New の基本操作。電源を入れてコンセントを差すだけで使用できます。

1カ月放置でも安心の自然放電率

もう一つ気づいたことがあります。1ヶ月ほど使わない時期があったのですが、久しぶりに確認したら充電残量が全く減っていませんでした。防災用品は「いざというとき」まで使わないことも多いので、充電したまま放置しても自然放電が少ないのは大きな安心感です。

理系夫

これもリン酸鉄リチウム電池の特性によるもので、長寿命なうえに自然放電率が月1%以下ととても低いんだよね。だから防災用品として長期保管しておいても、いざというときにすぐ使えるのが強みだよ

純正ソーラーパネル

Jackeryポータブル電源2000Newと展開されたソーラーパネル
Jackery2000Newと純正の2枚のソーラーパネル

ソーラーパネルについては実際に試してみると、窓ガラス越しの室内では充電がほとんど進まなかったのに、外に出して太陽を当てた途端、みるみる充電が始まりました。

🏠
室内(窓越し)
曇天・11月
ほとんど充電されず
vs
☀️
屋外(直射日光)
晴天・直置き
みるみる充電が進む
室内(窓越し)と屋外(直射日光)でのソーラー充電速度の比較。2025年11月・わが家のベランダにて実測。

わが家はベランダが日陰になりやすい構造なのですが、物干し台の上に置いて高さを出したところ、陽がしっかり当たって発電できました。

重要:この方法はわが家での一例です。高所への設置は落下・転倒事故のリスクがあります。風・地震・不安定な台など、条件次第では重大な事故につながる可能性があるため、同じ方法を試すことはおすすめしません。設置場所や方法は、必ずご自身の責任と判断のもとで安全を確認した上で行ってください。

まとめ

ポータブル電源を導入して安心した表情を浮かべる夫婦のイラスト。

Jackery 2000 New を選んだ理由を整理するとこうなります。

  • 一人で運べる重さ(17.9kg)
    万が一の際に女性一人でも運べる現実的なライン
  • 調理家電まで動く出力(2200W)
    災害時の備えだけではなく、アウトドアでは家族の楽しみに
  • 安全性の根拠が明確
    調べて納得の安全性への配慮
  • ソーラーセットをまとめ買い
    純正品でサポートもしっかり利用できる体制。長期停電への備えも一度に完結。

そして選んだだけでなく、どう使うかも大切です。わが家では災害時の電力は調理ではなく温度管理(冬は電気毛布、夏は冷蔵庫+扇風機)に優先的に使う方針です。「全部まかなう魔法の箱」ではなく「何に使うかを絞って運用するもの」という意識が大切だと実感しています。

インフラが少し乱れるだけで、あれほど不安になるとは思っていませんでした。「万が一のとき、子供たちを守れるか」と考えたあの感覚が、今も備えを続ける理由です。

防災は、できることから少しずつ。Jackery 2000 New はわが家にとって、その一歩でした。もしも今購入を迷っている方がいれば、できる防災準備から初めてみるのはいかがでしょうか。

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Jackery Japan
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